2007年3月22日木曜日

France24

フランスの国際放送が最近できたという話を知らなかったのですが、
国際世論形成におけるメディアが欲しいという思いの強さを感じます。
価値観の主導、ソフトパワーの重要性が今後さらに重要になっていくと
すれば、期待をもってみたいところですが。。。

フィギュア

ミスが許されない状況。
その中で自分の世界を維持し、表現することがいかに難しいか。
うーん、すごい。

2007年3月21日水曜日

構造化されたものの理解力に対する過信

我々はしばしば、構造的に整理された情報に対して過度の自信を抱く。
人間の理解力には限界があり、一定以上の規模となった情報はいかに構造化され、
整理されようともそれを全て理解するのは非常に困難である。
(今日的ではないが)百科辞書を並べて偉くなったきになるのはその典型だろう。

我々はしばしば、曖昧な情報、表象に対し過度の不安を抱く。
我々は複雑な計算などしなくとも、人と楽しく会話を楽しめるにも関わらず。
例えば遺伝のシステムは、厳密に計算された曖昧さを備えている。

バラバラになった個を有機的に支え続けるのは、厳密な階層や構造ではなく、
曖昧な思いや考えかもしれない。

2007年3月18日日曜日

構造の生成と崩壊、そして

芸術の世界では、構造の生成と成長、そしてその崩壊が顕著に見られる。
音楽で言うなら、構造が主体のバロックの世界から骨の上に柔軟な肉付けを
許されたロマン派へと移り、近代に移ると次第に骨がゆらぎ、ばらばらになり、
今日における現代音楽では骨と肉の境目すら分からない状態になっている。
興味深いのは絵画の世界でもほぼ同時代に同じ傾向が見られることだろう。

世界情勢においても、今日単一のルールに基づく、もしくは単一の国家が
主体となった秩序形成は既に不可能となってきている。
日本社会も一度崩壊した秩序の上に強力な構造体の形成と共通の価値観を
形成することによって繁栄を果たしたが、その目的意識の薄れと共に
既存の秩序の崩壊が進行している。

モノ作りの世界においても、既に構造の設計、管理は人の手に負えないもの
となってきており、品質の危機が叫ばれる要因の1つともなっている。

人間は混沌と秩序の狭間に生きる存在だが、混沌に振れた状態から
新たな秩序が必要とされている。果たしてその形はいかにあるべきか。

2007年3月17日土曜日

音楽の構造

1.骨格=リズム
2.肉付=フレーズ
3.アクセサリ=アクセント、リタルダンドその他

構造は重要。

2007年3月16日金曜日

少女マンガの掟

少年マンガの定番パターンは
「俺より強いやつに会いに行く」

花より男子を見ていて、少女マンガも同じだな、と。
まあ、男の強さほどシンプルではないですが。

2007年3月11日日曜日

中田浩二

がんばっているらしい。
海外に行って、うまくいく人、いかない人。いろいろいる。
でも基本は、その場の流儀を知ることと、その上で自分のポジションを見つけること。
これはきっとどこでも同じ。
メディアにでなくなって、でも、しっかりがんばっている彼を知って、ちょっとうれしいし、
うまくいかないと思っていた自分を恥ずかしくも思った。